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歯ぎしり・食いしばり、睡眠中にしていると危険!
皆さん、こんにちは。
京田辺市の「いのくま歯科クリニック」です。
皆さん、突然ですが、歯ぎしりや食いしばりはしていませんか?
なんだか朝起きると顎がだるい、家族から寝ているときの音を注意されたなんて方もいるかもしれません。
もしかすると、就寝中、無意識に歯ぎしりや食いしばりをしてしまっている可能性があります。
今回は、歯ぎしりや食いしばりといった癖の危険性、対処法についてご紹介します。
歯ぎしりや食いしばりによって、健康な歯や身体に徐々に悪影響を及ぼします。
● 歯のすり減りや亀裂
徐々に歯の表面が削れていき、歯が割れる、折れるなどのトラブルを引き起こします。
● 歯周病の原因
過度な力が歯の根元にかかり、歯ぐきと歯の間に隙間が生まれます。
すると、その隙間に汚れや歯垢が溜まりやすくなり、歯周病を引き起こしかねません。
● 顎関節症
食事中お口が開きにくくなる、あくびをしたら顎が外れた……などのトラブルが起こります。
顎に痛みや音がある場合は、注意しましょう。
● 肩こりや頭痛などの不調
顎から頭に繋がっている筋肉が緊張して、頭痛や肩こりを引き起こします。
● 不眠
熟睡ができず、疲れが溜まり不眠の原因にも。
● 歯並びが悪くなる
強い力がかかり続けると、徐々に歯が動き、歯並びが乱れます。
● ナイトガード(マウスピース)装着
型取りをして、オーダーメイドでマウスピースを製作します。
就寝時や集中して作業をする際など、無意識に歯ぎしりや食いしばりをしやすいタイミングでマウスピースを装着しましょう。
● かみ合わせの調整
被せ物や詰め物が数mm高いだけでも、歯ぎしりや食いしばりの原因になります。
歯科医院でかみ合わせをチェックを行い、高さの調整を行いましょう。
● ストレスを取り除く
無意識に歯ぎしりや食いしばりをする多くは、ストレスが原因です。
ストレスの原因を考えすぎないようにする、入浴などでリラックスする時間をつくることを心がけましょう。
● 意識的に防ぐ
歯ぎしりや食いしばりをしていることを自覚して、意識的に歯を食いしばっていないかなどときどき考えてみましょう。
本来は、唇は閉じていても上下の歯は触れていないのが正常です。
いのくま歯科クリニック は、歯ぎしりや食いしばりの緩和を目的とした、「ナイトガード」を製作しています。
歯ぎしりや食いしばりによる顎の痛みや不眠でお困りの方は、ぜひご相談ください。