皆さん、こんにちは。
京田辺市の「いのくま歯科クリニック」です。
 
親知らずが生えてきたから、急いで抜かなくては！と焦りますよね。
しかし、親知らずは、必ずしも抜く必要はありません。
今回は、「抜いたほうがいい親知らず」と「抜かなくてもいい親知らず」の違いをご紹介します。
 
 

いいえ、絶対に抜かなくてはならないわけではありません。
親知らずの生え方や歯並びの状態によっては、親知らずを抜かなくてもいいかもしれません。
特に、異常がなければ以前のように問題なく、生活を送れます。
 
一例ですが、親知らずの手前の歯(7番目)を失った方は、親知らずを7番目の歯としてつかい、よりよい生活を送ることも可能です。
患者さんの口内環境によっては、親知らずはいい役割になる可能性もあるのです。
 
 

• 痛みや歯ぐきの腫れを繰り返す
• むし歯や歯周病になっている
• 親知らずとかみ合う歯がない
• 斜めに生えている、埋もれている
• 歯の根に膿がある

まっすぐ生えておらず、顎の骨に埋もれている場合は、歯ブラシが届きにくいです。
清掃不良になり、痛み、歯ぐきの腫れやむし歯、歯周病を引き起こす原因になります。
歯の根っこ部分の膿は、レントゲンを撮って確認することができるので、心配であれば歯科医院に相談しましょう。
 
また、親知らずとかみ合う歯がないと、親知らずはどんどん歯のない部分に伸びていきます。
しまいには、歯ぐきを傷つけたり、かみ合わせのバランスを崩す可能性があるので抜きましょう。
 
 

• まっすぐ生えている
• 上下の歯がかみ合っている
• 衛生的に保ちやすい

しっかりと他の歯と同様に高さも揃っており、まっすぐ生えている場合は残せる可能性が高いです。
上下のかみ合わせや歯並びを乱す恐れがない場合は、そのまま使用していけます。
また、一番奥歯になるので、ブラッシングも届きづらいですが、問題なく衛生的に保てる場合は抜かなくてもいいです。
 
ただし、自己判断をするのは難しいため、親知らずが生えてきた場合は早めに歯科医院を受診しましょう。
 
 
いのくま歯科クリニック は、生えてきた親知らずを残すべきか抜くべきか判断し、よりよい方法をご提案しております。
親知らずの痛みや違和感がある方はもちろん、自覚症状はないけれどどうすべきか悩まれている方もご相談ください。